統一モデリング言語(Unified Modeling Language, UML)というものが存在します。
プログラムを視覚化するためのモデリング手法で、クラス図やシーケンス図、ステートマシン図などがあります。
プログラムを図にする際に、同じような図が作れないかと考え、規格となってきました。
どんな規格があるのかざっくり見ていきましょう
参考: Wikipedia
目次
UMLは大別すると3パターン
UMLと呼ばれる図は14種類ありますが、大別すると次の3つのパターンに分けられます。
- 構造図
- 振る舞い図
- 相互作用図
それぞれどんな図があるのか見ていきましょう
構造図
構造図と呼ばれる図は次の7種類です。
- クラス図
- コンポーネント図
- デプロイメント図
- コンポジット構造図
- パッケージ図
- オブジェクト図
- プロファイル図
主に使われるものは「クラス図」で、それだけ覚えておけば良いかと思います。
振る舞い図
振る舞い図と呼ばれる図は次の3種類です。
- アクティビティ図
- ステートマシン図
- ユースケース図
主に使われるものは「アクティビティ図」で、ほかは余裕があれば覚えておければ良いと思います。
相互作用図
相互作用図と呼ばれる図は次の4種類です。
- シーケンス図
- インタラクション概要図
- タイミング図
- コミュニケーション図
主に使われるものは「シーケンス図」で、これはUMLの中でも必ず覚えておいたほうが良い図です。
まとめ
覚えておいたほうが良い図を各パターンごとに上げてみました。
「クラス図」「アクティビティ図」「シーケンス図」です。
これらを覚えて活用していけるようであれば、ほかの図は無かったとしても困ることはあまりないでしょう。